岡野オサムのそれゆけ!田舎暮らし

CONTENTS
プロローグ
山の開発大作戦
趣味の家づくり
オサムのよもやま話
リンク集
HOME
オサムのよもやま話

その6 「ニワトリ事件」

ある日私の弟子のHさんがニワトリを持ってきました。
子供が祭りのひよこ釣りで家に持ってきて飼っていたのだけど大きくなって飼えないから、先生の山で飼って欲しい!との事でしたが・・要らない!と断ったのにある日、玄関を開けるとそこに籠に入ったニワトリが置いてありました。

仕方なく山に行くまでの間、生駒の家で飼う事になったのですが・・・

突然夜の明ける前に、コッケッコッコ〜!と甲高い声で鳴くのです!そおすると家の電話が早朝から鳴り出して

こらぁ〜! お前の家のニワトリ何とかしろ!とか今日はゴルフに行く日なのにとカンカンガクガクの苦情の連続。

そこで始めて弟子がうちにニワトリを持ってきた事情が判りました。
うううぅ〜ん・・・これが雉も鳴かずば撃たれまいかも・・・(^^;と冗談を言いつつ、何時までも生駒には置いて置けない為に、早速やまにニワトリを連れて行く事にしました。

最初の予定では、山には時々しか行かないために、ニワトリを山に放し飼いにして自然に戻すつもりでしたが

山に着くなり、町会議員のNさんがやってきて(この人は、私が山に来ると,不思議にすぐにやってくる)

ニワトリをどうするんだ?と言うのです。それで放し飼いにするつもりだと言うと、山に放しても直ぐに狐やタヌキに食べられてしまう、無残に獣に食べられてしまうのなら、人様が食べてやらないとニワトリが可哀想だと言うのです。

皆でそれも、もっともな話しだなと全員で食べる事にしました。

夕方になりいよいよニワトリを食べる段取りになり私がニワトリの頭を押さえ、兄が斧でニワトリの首をハネル役目をしましたが、いざ首をはねる瞬間、怖くなってつい手を離してしまいました。

兄の打ち下ろす斧が少しずれて首の半分がぶら下がったまま、コッコッコケッコッコ〜と首をぶら下げたままニワトリはお叫びを上げて山を走り出しました。

その時の全員の顔は皆真っ青になって血の気が一変に引いてしまいました。

私は気持ち悪くなってニワトリを食べるのはよそうと言いましたが、ここまでやって食べなければ逆に怨まれると言う意見に押され、その晩全員で焼き鳥にして人数分に分けてシブシブ食べましたが、その時だけは全員少しでも小さな肉を選んだのだけは
間違いありません。

次の朝、私以外は夜中にニワトリが出てきて頭をつつかれた夢を見たそうです。

次の話へ
よもやま話の目次へ