岡野オサムのそれゆけ!田舎暮らし

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その15 「山を開発しだしてすぐのころ

春になるとあちらこちらの土手から村人がワラビを取りに勝手に入ってきて、至る所の土手が獣道みたいになってしまった。

山の入り口には、私有地につき山菜の採集および空き缶のポイ捨てを禁止します。との立て看板を立てていたのですが平気で入ってきますので仕方なく柵を作ることにしました。

柵を作り出して、すぐに例の町会議員のNさんがやってきました。

私が柵を作っていると、柵を作るのは良いが鉄条網みたいなものは張らないで欲しいと言うのです。

それで私が何で鉄条網はいけないのですか?と尋ねると・・・村人が山に入るときに怪我をしてはいけないからと言うのです。

こっちは入れないために作っているのに、柵を作っても入ってくるならアホらしくなって即刻柵を作るのを止めてしました。


私の山には電気も水もなく、山に電気を引くために業者に見積もりを頼んだところ20万で出来ると言う話だったのでお願いしました

所が途中から電気を引くのに250万かかると言うのです。

訳を聴くと途中の山持ちが電線が枝や葉に触れると火事になるからとか訳のわからない話しで・・

事情は良くわからないが村の付き合いがある為に自分からは何も言えないと言う話なので、最初の話しと違うのと話しを通してくれた業者にも迷惑が掛からないように即刻断り、自家発電と夜はランプ生活に切り替える事にしました。

当時は自家発電も1.5V以上の発電は通産省に許可がいるとか言う話でしたが、自由人の特権と言うか

そのような話しは無視して、最初は風力発電とデイーゼル発電で電気を起こす事を考えて貯水タワーと発電所を作りました。
水道についても町の方に問い合わせた結果、引くのに250万程かかるとの返事でしたので、そんなにかかるのなら自分で井戸を掘った方がましと言う事で、ユンボを使って自分で井戸を掘りました。
だいたい水が出る場所は判っていましたので3メ−トルも掘り下げると岩盤に突き当たり、その岩のしたから水が湧き出してきました。
貯水タワーは500メートル下の谷に自分で作った井戸からタワーまでギヤーポンプで引き上げ、後は蛇口をひねれば水圧で水が出てくるようにしました。

ディーゼル発電は、M建設のMさんからタダでで譲りうけたものでしたが、気過器のところにガソリンを少し入れて弾み車を回すやつでエンジンが掛かるまでが大変で途中でガソリンエンジン発電に切り替えてしまいました。

風力発電も研究して実際に試してみましたが、結局実用になりませんでした。
と言うのは車のダイナモを改造して作るのですが、そのまま使ったのでは余程の風が起こらない限り電気が起こらないのです。簡単に電気を起こすようにするには、何百回もコイルを巻きなおす必要がしようじます。

バッテリーはガソリンスタンドで中古を500円で買って来てつなぎましたが、普段の時はよいのですが、台風のときはYS11の下にいるようなもので、恐ろしい音を聞かなければならないか、命がけでプロペラを止めに行くしかありません。

電気を貯めるには限りがあり、強風の時は全部の電気を点けなければ、バッテリーはボコボコ音がするような感じがします。当時中古のバッテリーで実験しましたので蓄電量にも問題があったと思いますが、一つのバッテリーで白黒テレビが15分から長くて30分くらいしか見れませんでした。インバーターも500Wまでは安いのですが(当時5000円位で買ったと思うのだけど)バッテリーの寿命3年〜5年で買い換える事を考えると結局ガソリンで電気を起こす方が安くつく事が判り、10年以上自家発電で山では生活していました。



ある日谷の井戸を点検する為に谷の道路に向うと、何と井戸に向う道路の手前に私がチエーンで車が通れないように簡単な門を作ってある手前で、チエーンの横から谷に下りれるようにに誰かが勝手に迂回道路を作っているのです。ビックリして例のN町会議員の所に行くと,あんたが柵をしたから奥の山に行けないために道路を作ったと言うのです。もともとこの道路は井戸を掘るために私が自分の敷地に作ったもので最初から道路があった訳ではない。井戸の手前に柵をしているのも井戸に農薬を入れられたり悪戯されないようにしているもので、私から見れば誰が村人で誰が違うかは判らない!私の山を通さないとは言わないが奥の山に行きたいと言うのであればちゃんと断ってから通ってほしい!2度とこのような事はしてくれるな!と抗議しました。

彼らにとって、たとえ私の山であっても昔から山に自由に出入りしていたのだから、
自分達には権利があると思っているのかもしれませんが・・・

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