岡野オサムのそれゆけ!田舎暮らし

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その21 「自然農法」

次に取り組んだのが,横着農法と言うか・・・
別に野菜を出荷するわけでも無いので、ほったらかしにして作った場合どれだけの作物が取れるのだろうか?と言う単純な疑問からです。耕運機などの近代的な農機具が使用できないような時代を想定して、自給自足をした場合、昔の水呑み百姓のように朝から晩まで働かなくても、土地さえ広ければ坪単価の収穫量が少なくても採集生活だけでもやれるのでは?又それをするにはどれだけの土地の広さが必要なのか?と疑問が出てきました。

実際、横着農法をやりだした頃は良く村の人に、あんたの畑は雑草を植えてるのか?とよくからかわれました。

自然農法を始めるにあたり、最初に3トントラックに牛糞の完熟堆肥を10杯入れ耕運機で数回耕しました。

ルールとして

ジャガイモやナス、トマトなどの輪作作物でも一度植えたらその場所から移動させないで放置する。

或いは他の場所に植えかえる場合は、取れた芋を種芋にする。

イチゴなども一切移植しない。キュウリ、カボチャ、冬瓜、西瓜、韮、ミズナ、大こ
ん、陸稲、麦、アスパラガス等・・・都会でだいだい食べる40種類くらいの野菜を植え、条件は皆同じとする。草は抜かずに刈り取り根元に置くだけ、水は雨のみ

西瓜は草に隠れているお陰で、カラスに食べられる被害がありませんでした。焼畑農法の時も西瓜を植えましたが

不思議な事に、皆で明日あたり西瓜が熟れ時だから食べようか?と話すると、次の朝早く畑でクケケケ♪とか笑い声がするのです。

こんな朝早くだれだろうと行って見ると、カラスが数羽で西瓜で宴会してて、本当に
ブチ切れた事があります。

西瓜は最初の年に食べただけで後は取れなくなりました。

ジャガイモは最初は美味しかったのですが、だんだん芋の形がピーナツのような形に変形していき味も大根のような味になり5年くらいは生えていたと思うのですが、何時の間にか消えてしまいました。

イチゴはだんだん実が小さくなり、ワイルドストロベリーのようになり今現在でもイチゴの絨毯で頑張っています。

カボチャや冬瓜は熟してそのまま放置しておいたり、料理するときに中の種を取りだ
し畑にほるだけで長い間、勝手に出来ていましたが、何時の頃か判りませんが何時の間にか消えてしまいました。

麦は大きなゴミバケツ一杯の実が取れ、また翌年もこぼれ種で麦は出来ましたが、だんだん小さくなり最後は雀のテッポウのような可愛いミニ麦があちらこちらで出来ていました。

また収穫した麦を使うつもりでしたが、家作りと山の開発に追われ結局腐れさせてしまい、焼かずにそのまま畑に肥料として埋めたために、野ねずみが大繁殖してしまい大失敗をしてしまいました。

ミズナや大根は春になると、一杯花が咲き山に来るたびに私達を和ませてくれましたが、小鳥達が種を食べに一杯きて、猟師にここの山の鳥や獣はよその山と違い良く肥えているとからかわれてしまいました。

ニラや三つ葉ゴボウはすっかり野生化して今でも元気に頑張っています。

ニラなどは白い花を咲かせてくれて結構良い感じ!

ゴボウは一度背丈ほどの高さになったごぼうを引っこ抜いて食べてみようと思いましたが、硬くて食べれませでした。

横着農法を実際にやってみて、少し土寄せをしたり野菜の管理を少し手助けするだけで充分すぎる収穫があり、土に牛糞や腐葉土をふんだんに、すき込めば失敗する事は無いと感じました。

米などを買うと想定した場合、野菜は少しの土地があれば十分で都会の生活の料理に添える程度の野菜なら、ナス・キュウリ・トマト・ピ−マン・シシトウ・ニラ・大根・白菜と植えるとしたら、家族1人に対して1本でも多いかもしれません。米を植えた場合は自然農法では1反で120キロくらいのお米が限度ではないかと思いました。

主食も含めて自然採集で山菜やキノコ等を取って生活すると考えた場合は、春などに山菜を大量に塩蔵したとしても、7山くらいはなければとてもじゃ無いが生活できないと感じました。

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