岡野オサムのそれゆけ!田舎暮らし

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その37 「琵琶湖でまぼろしの橋を渡る」

平成6年頃の話だったと思いますが、夏も終わりかけのある日、Mさんと小浜に魚釣りに出かける事になった。

当日、生駒を9時過ぎに出発してMさんと車中で昼食は琵琶湖湖岸のレストランで琵琶湖の川魚の料理を食べようと話し合い京都に向った。

京奈和道路に乗り、30分くらい走ったところで石山寺方面の名神道に向い、長いトンネルを抜けたところでバイパスをおりる・・・20分くらい走ったくらいだろうか。

途中でミシガン(琵琶湖遊覧船)の船乗り場の薬屋によりビタミンドリンクを買う。いつもは小浜に魚釣りに出かけるときは雄琴方面から行くのであるが、今回は急ぎの旅でもないので、反対側の彦根方面から小浜に行こうと生駒を出る前から話していたので、草津方面に向い途中左折して琵琶湖湾岸道路に入ることにした。

草津を抜けて湾岸道路に入り、対岸に琵琶湖大橋と観覧車を横目で見ながら車を走らせた。

予定では途中の大きなドライブインで川魚を食べる予定で、湾岸道路に入ったのがちょうど昼過ぎくらいだったはずなのだが、湾岸道路を走り出してすぐに急激に日が沈みだした(@@)

車は時速80キロをキープ、車の速度と時間が釣合わない??
車を飛ばす割りには、日がどんどん暮れていくばかり。

車の中でMさんが、「昼飯いつ食わしてくれるの?」
私「食べさせたくても店も無ければ周りは真っ暗で何も見えないやないか!」
Mさん「喉が乾いたから自販機の前で止めて!」

言い合いをしている間にも時間はどんどん過ぎていく・・・。

自分自身も車を飛ばす事、店を見つける事だけに気を取られてしまい、時間が気にならなかった。

「ところで今何時くらいなの?」と言うMさんの言葉でお互いに時間を見る。

え?夜中の10時を回っている(・・)?

いくら琵琶湖が大きいと言っても、生駒を朝9時過ぎに出発して湾岸道路に入っているのだから、これだけ走ったら琵琶湖1周でも軽く出来る!絶対おかしいと車で騒ぎ出した。

私「そう言えば湾岸道路で車に一台も出会ってないね。」

急に不安になり、お互いが何か看板や標識などないかと見渡していると、彦根まで3キロ(数字はハッキリ覚えていないが3〜4キロと書いていたと思う)の標識が見え、そうこうしていると信号の手前の道路の端に琵琶湖の観光案内の看板が見えてきた。

取り合えず、訳わからないので看板を見ていると近江八景の説明みたいな文章が書いてあった。看板を見終わるか終わらないかの間に、突然信号の横から車が出てきて私達の目の前を通りすぎて、彦根から対岸に渡る橋に入っていった。

Mさんとお互い、あの車を見失わないうちについて行こうと言って、私達もその橋に入っていった。

橋の手前には切符切りのおじさんがおり、500円を支払い我々も先の車を追いかけるように橋の中に入っていった。

橋は鉄橋のような感じで、車が一台スレスレに通れるだけの巾しかなく、橋の欄干も簡単な歩道の横にあるような、細い丸いパイプの柵がつながっているような感じだった。橋は対岸まで起伏もなく平らで、今思えば対抗車両の橋が無かった様に思う。

橋に入ったのが夜中の12時過ぎ、渡り終えたのが0時30分。
すでに12時を回っており、このまま小浜方面に行っても山を越えて小浜市内まで行かないと店も無いのでは?とMさんと話し合い、雄琴方面に取り合えず戻る事に。

車を時速80キロで30分ほど走ったところでローソンを見つけ、お互いやれやれと食事にありつく。

ローソンを出たところ・・なんと目の前に観覧車がある(@@)??

えっ?ここどこ?・・・・訳わからず観覧車のところまで行って見たけど、やっぱり訳わからず。

取り合えず今日は、ここで寝ることにZZZZ〜!
朝7時過ぎに小浜に向い、予定どおり魚釣りをして生駒に帰る。

Mさん「家族に彦根から対岸の琵琶湖に渡ったけど」
Mさんの家族「道路地図見てごらん、そんな橋あらへんわ!」
Mさん「だけど本当に渡ったんだって・・・・」

私も弟子達に話をしたのだけど話にならず(・3・)
後日、弟子達が「先生たち琵琶湖をくるくる回って琵琶湖大橋渡ったのとちがうの?」

私「ばかこけ!琵琶湖には瀬田大橋、大津大橋、琵琶湖大橋全部知ってるわい!間違うわけないやろ!」

Mさんとその後1回、弟子達と2回・・・同じ道をたどって琵琶湖を回るも、未だにわからず。

弟子達と確認の為に琵琶湖を訪れた時の話。

彦根の手前のレストランで、弟子が先生ここのレジの人に橋があるか聞いてみた。

私「レジのお姉ちゃんに・・・あのぉお〜私この前、彦根の手前で対岸の琵琶湖に渡る橋、通ったのですが、近くに橋ありますかね(??)」

レジのお姉ちゃん「・・・・・・・・・・・・・」無言。

弟子達「先生、探偵ナイトスクープに手紙書いて調査してもらったら(^^;」

私「馬鹿にされるだけじゃあああ」

橋を渡ったのも確か、お金を払ったのも確か。

ただその領収書は、家族に橋を渡った証拠に見せようとすぐに探したのですが、どこを探しても見当たらないのです(><)

あの不思議な体験は一体なんだったのだろうか・・・。


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