岡野オサムのそれゆけ!田舎暮らし

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その41 「コンコン舞ちゃん」

ある日、ご近所のDさんがやってきてきました。話を聞くと自分の妹さんの親友の娘さんの話だと言うのです。

何で妹さんの親友の娘さんの事で、僕のところに話が来たの?と尋ねたところ・・Dさんの妹さんが収さんしか助けられないと思うから、助けてくれるように頼んでくれと連絡があったと言う話で色々話を伺うと・・・

親友の娘さんは河内長野あたりに住んでおられて、そこから京都の有名大学に通っておられたそうです。最初の1年目は自宅から京都まで通っておられたのですが、通学に時間がかかると言う事で2年目からは京都市内のとあるマンションを借りて、そこから通学することになりました。

そのマンションで生活しだしたある日・・・娘さんが自分の部屋に武士の幽霊が出る・・怖いとお母さんに訴えたらしいのですが、お母さんはそんな馬鹿な事があるはずがない!しっかりしなさい頑張りなさい!と相手にせず娘を励まし続けたそうなんですが、だんだんと娘の様子がおかしくなり、とうとう自宅に連れ帰り様子を見る事になりました。

連れ帰った当初はまだ大学には行っていたみたいですが、それもままならず大学を休学させていたみたいです。お母さんも娘をこのままにさせるわけにもいかず、ほとほと困り果て神戸のある占い師のところを訪ね相談したところ、娘さんはすでに霊に取り付かれて3年以上たっています、自分の力ではどうしようもないがヒョットすると出雲教の方でそのような事を解決できる能力をお持ちの方おられるかもしれないと協会の方を紹介していただき娘さんと訪ねて行かれたみたいですが、そこでも3年以上たっておられるのでと断られたそうです。

一通りDさんから話を伺い、プロの方でも無理と言ってるのだから、素人の僕では無理だよ!と断ったのだけど、Dさんがもう収さんに頼むしかないから・・・何とか頼むと言われシブシブ行くはめに(。。)”

DさんとDさんの妹さんと3人で親友宅の舞ちゃんの元へ、家に入る前に家の周りを観察すると、どうも家の裏山の右側の丘の林の方角から狐さんの姿が見える。Dさんに右側の丘のほうに狐さんの社があるみたいだから、舞ちゃんの件が終わったら、後で見に行こう!と言いながら家の中に入る。

中ではご家族の方が首を長くしてお待ちかね。早速お母さんを前に本題に入る。

御両親に向かって・・・お二人は結婚するにあたっては非常に苦労したでしょう?周りから反対されて結婚にはなみなみならぬ努力が要ったことでしょう。 お父さんとお母さんだけでなく、お父さんのおじいちゃん夫婦も同じで、本来なら結婚しない血縁どうし、御霊の違う者どうしで結婚しています。御夫婦は好き同士で結婚されていますので、苦労と努力で垣根を乗り切ってきておりますが、その反動が舞ちゃんに来ているのです。お母さんは今日から舞ちゃんと共に寝起きをし、舞ちゃんが窓に向かってお友達とお話をするようならば、すぐに祝詞をあげてください。舞ちゃんと共に祝詞を神棚に上げてください。今はそれくらいしかできません。自分としては、それ以上家庭の中にまで首を突っ込む事は出来ないのです。

一通り話し終えてから舞ちゃんを母親が連れてくる。舞ちゃんはとても可愛いくて優しいい良い娘。私を見つめながら、盛んに訴えてくる・・・私は霊に取り付かれているだけの問題では無いと・・・わかるけど他人の僕には解決出来ないんだよ、この問題はお父さんを始め家族全員で解決しなくては・・・ここのお父さんが動かなければいけない問題なんだよ!舞ちゃんは何とか私に伝えようと、犬がチンチンをするような仕草で盛んに訴える、コンコンと狐の姿で私の目を見ながら悲しそうに訴えてくる。

ごめんね!舞ちゃん。

舞ちゃんの訴えを遮り神棚で祝詞をあげ、何も出来ずに取り合えず退散。

500メートルくらい離れた右手の丘の上の方角に、やはり神社があり、そこは昔ながらの町並みが神社の方まで続いていました。その町並みを抜けた所に鎮守の森があり、神社の横に小さなお狐さんの祠がありました。そこで祝詞をあげてDさんと退散!スタコラサッサ!やっぱ狐さんは怖い〜(T.T)

2008年5月25日

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