岡野オサムのそれゆけ!田舎暮らし

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その45 「幻の高速道路を走る」

平成13〜14年の夏ぐらいの事だったと思うのですが、当時2年ほど付き合っていたMちゃんと別荘に遊びに行く途中の話です。

夕方頃に生駒を出発した後、神戸の友人宅で夕食を一緒に食べた後10時近くまで雑談、その後友人宅を出発して山には12時頃に着く予定で出たのであるが・・またまた途中でワープをしてしまった。

神戸から姫路バイバスを走り、姫路辺りから中国自動車に入る予定で走行したのだが、後で思えばその姫路バイバスからすでにワープしていたのではと思う。

Mちゃんは元観光バスのバスガイドで道には結構詳しいのだが・・・
姫路ジャンクションで播但道に入るために左分岐線に入るために車を左車線に寄せていたのだが、その夜は・・どう言う訳か右側車線にある、思わずアレ?福崎方面の分岐道が何時の間にか右側に変わってる??変だな・・と横目で右側の分岐線を見ながら・・もう中国道には通り越して行けないから仕方ないから和気で降りて、そのまま川沿い(吉野川)に北上して湯の郷に抜け別荘に行こうと話しながら車を走らせたのだが、和気を抜けるまで一台も車が走っていない事にお互いが気がつき山陽道を降りるときに、出口で料金を支払い領収書をもらう。

その間Mちゃんは料金所の事務所の中に人がいないかと辺りを見回し・・おかしいなぁ料金所の男の人以外、人の気配がしない・・今の時間なら事務所には人がいるはずなのに事務所に明かりもついていない・・

そのような話を二人でしながら、和気を右に曲がり北上する為に信号を右に曲がった途端、目の前に大きなトラックが走っていた。お互いにトラックを見た途端、顔を見合わせホッとしたのもつかの間・・そのトラックの異常さに気がついた。

何とかそのトラックに追いつこうとスピードを上げているのに一行に車間距離が縮まらない、道幅は4メートルくらいの真中に車線も無い道路を私の車は80キロで走ってる。Mちゃんが、あの車こんな夜中なのにテールランプも点けないで走っていると言い出した。私も何とか追いつこうと運転に夢中になっていて気が付かなかったが確かにテールランプが点いていない・・そうこうしているうちに和気の手前の貯水場辺りまで走ってきているのに気づき、あれ?もうこんなところまで来ていると思った瞬間、後ろの方から電車が走ってきた(@。@)?Mちゃんに、こんなところに線路はないのに電車なんか走るわけない!変!と言ったのだけどMちゃんは初めてこの道路を通るのだから判るはずが無い!私が唖然と、その電車を見ている間に電車は目の前の路道橋の下のトンネルの中に消えていった。トラックは路道橋の手前の道を右に曲がり、そのまま真っ直ぐ行けば湯の郷温泉方面、路道橋に上がり左に曲がれば備前方面。
慌ててトラックを見失わないように追いかけたのだが橋の上で忽然と消えてしまった。
橋の上に上がりトラックが消えたのにもビックリしたのだが、右側の川に沿って湯の郷方面に向かう道路が無くなっている。
Mちゃんに湯の郷方面に向かう道路が無くなっているから又備前に戻るからと告げると、Mちゃんが道を間違えたのと違うの?と怒り出した。
私は馬鹿言え!俺は20年以上同じ道を何度となく通ってるんじゃ!!間違うわけないやろ!取り合えず一度備前に戻るから目で見たすべてを覚えておいて・・又明日話をするから(この時点で私はワープした事がわかる)
取り合えずMちゃんを説得してから備前の山陽道インターまで戻り、Mちゃんにここから又元の道を戻るからと告げて、元来た道を車で走りながら・・ここがさっき来た貯水場やろ、この貯水場の横を電車が走ったのだけど本当は、その横には線路は走っていないのだけど(Mちゃん何の事やらサッパリわからず)貯水場を過ぎたところでさっきの路道橋に差し掛かり、湯の郷に通じる道があるか少し不安になる。
その橋を渡ったとたん、行き成り4車線の広い道路に出くわしMちゃん・・わぁ綺麗な道路だね、まるで昨日か今日完成した道路みたい。
私・・そう見えるやろ、本当は横は川でここの道路も狭い道路なんだけど・・
Mちゃん・・高速道路と違うの?道路の脇に橙色の水銀灯が点いてるから・・
私・・取り合えず今は何を言っても判らないと思うから、取り合えず今見たことをチャンと覚えていてよ!
Mちゃん・・・意味判らず無言
私の車は真夜中の真新しい道路を時速80キロでぶっ飛ばす!その間一台も車に合わず、人にも・・と思っていたところ
備前から湯の郷温泉に抜ける途中に、弁柄を作る工場があるのだけど、その手前でバス停で若い男女が座っているのが見え、Mちゃんにさっきバス停に若い男女が座っていたね!と話し掛けるとMちゃんが震え上がり、馬鹿なこと言わないでよ!こんな真夜中に若い男女がいるわけ無いでしょう・・気持ち悪い!
そのような事を話し合っている間に、湯の郷温泉が見えてきて川の淵にある国民宿舎の看板が見えてきた。Mちゃんが国民宿舎の看板があるね!と言うから、じゃあそれもちゃんと頭に入れておいてね!と言いながら湯の郷温泉を通り越し、美作市街に差しかかったところで時間が動き出したのを感じ、やっと元の世界に戻れたとホッとしました。
取り合えず夜中の3時頃に別荘に着き、Mちゃんに今までワープしてたよ!と告げる。
Mちゃん・・なんでワープした時に教えてくれなかったのよ!
私・・ちゃんと言ったけど、Mちゃんは初めて来るのだから俺が言ってる事と、自分の目で見ている事と違うから意味が通じなかったやろ!取り合えず明日同じ道を走るから
今日見た事とどう違うか自分の目で確かめてごらん。
次の日に同じ道を車で走ったのだが、Mちゃん本当に同じ道を走ってるの?
私・・別荘に行くのに3つのルートはあるけど、取り合えず備前まで戻り同じ道を走った後、他も走ってあげる。
Mちゃん・・(備前から川沿いを走り)こんなに細いのなら80キロで走るのは無理だわ、国民宿舎の看板も昨日は縦に立っていたのに、今日は横に並んでる。その後他の道路も走りやっと納得したみたいで、山ではずぅ〜と考えこんでしまっていた。
Mちゃんは、とても優しく良い娘だったけど・・Mちゃんとの別れがその時に見えて
山ではMちゃんの思い出に絵を書きましたが、そのデザインは別れを意味するものでした。
Mちゃんがワープした時に、何か見えたの?と山からの帰りに私に尋ねましたが私は何も言えませんでした。

その後、突然Mちゃんから別れを告げられましたが、私は別れる事は判っていたよ・・自分と別れても幸せになって欲しいと思う。
Mちゃんに、そのとき初めてワープした時に見えたことを話しました。
Mちゃんと別れた後、3ヶ月もたたないうちに、Mちゃんより4歳くらい若い娘がやってきて5月の中頃までに、その娘と結婚する事になると・・・。
Mちゃんは、その娘が現れたら結婚してあげて・・そのような会話がMちゃんとの最後の会話になったけど、幸せになってくれてるかな?と時々思い出します。

2008年9月17日

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