岡野オサムのそれゆけ!田舎暮らし

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その50 「風力発電の実験」

山から帰って来るとEちゃんの娘から年賀状が届いていました。Eちゃんとは彼女が中学卒業してからの付き合い。ある日、私のところに先生同伴でやって来て突然、弟子にしてほしいとの話(@。@)

で・・私も若く(当時25歳)弟子を取る身分でもなく申し訳ないがと丁寧にお断りしたのだが・・どうしてもお願いしたい!と言う熱意に押されて仕方なく受け入れる事にしました。ある日、彼女を連れて難波に食事に行く事になり、仕事の帰りに二人で難波に出かけた時の話。

二人で難波を歩いていると、とある電気店で500Wのインバーターが当時5000円だったか、1万円だったか忘れてしまいましたが店先に出ていました。私は歩きながら、そのインバーターが気になりEちゃんに少し店の中に用事があるから店先で待っているように告げて店の中に入っていきました。

500Wのインバーターは店先から1〜2メートルくらいの入ったところの棚の上に置いてあり、当時山には電気も無く・・山に行った時には自家発電とランプだけの生活でした。そこで風力発電を作り実験する事に決めて、12Vの電気を100Vに変換させるインバーターを探していたところでした。偶然、店先で見つけ店の中に入り、品定めをしていたのですが・・・

風力発電は、当時めちゃくちゃ高くて150万〜250万くらいしていました・・そこで自動車のダイナモを改造して作ることを考えたのですが、ダイナモに直接羽をつけて60キロのスピードで車を走らせても、羽が回るどころか電気も起きないくらいの性能で・・ダイナモを風力発電に使用するにはコイルを巻きなおさなければ使用できません。

それで何ワットくらいのインバーターがいるのかな?と店で思案していました。自分の頭の中では10分〜30分も店にいたか、いないかくらいだと思うのですが・・フッと我にかえりEちゃんの方を振り返るとEちゃんがいない!あれ?っと思い店先に出て、店の周囲をキョロキョロ見渡してもEちゃんの姿は見当たりません。

不思議に思い、店先にいたガードマンか店員に、店先にいた娘を知らないか?と尋ねたところ、1時間以上も前に帰ったと言うではありませんか・・私はビックリして時計を見ると午後10時近くになっており、時計が壊れているのかな?と再度・・店先のガードマンに尋ねると、店が閉店の時刻になっていたのだけどお客さんが帰らないので店を閉める事が出来なかった・・との話。

慌てて店を飛び出し、店先にあった公衆電話からEちゃんの家に電話をかけましたら、電話口にEちゃんのお母さんがでてきました。お母さんにEちゃんと食事を一緒にする為に難波に出てきたのだけどEちゃんが居なくなってしまったのですが何か連絡ありませんでしたか?とたずねました。お母さんは「連絡は無いのだけと、娘も子供ではないので家に帰って来ると思いますので心配しないで下さい」・・・との事で私も食事をする事もなく家路につきました。

次の日に、近鉄百貨店(阿倍野店)の私の店に出向き、店番をしていたEちゃんに、食事の約束をしていたのに何故何も告げづに帰ったのか?と尋ねたところ、彼女いわく、先生が目の前で消えた!との話。

私は馬鹿言え!店先から1〜2メートルのところにいて私を見失うはず無いやろ!店の出入り口も1ヶ所しかないような店なのに・・店の中を捜さなかったのか?と再度尋ねたところ、店の中にも入って何度も探したけど、先生がいなくて仕方なく帰ったとの話でした。

その彼女も今では2児の母親。今年そのEちゃんの娘から年賀状が来ていて、年月の早さを感じました。

山の風力発電は実験の結果、役に立たないと言う事が判り、10年以上前に自分で電柱を立てて電気を引きました。実験の結果は、中古のバッテリーをガソリンスタンドで500円で分けてもらい、それを数個つないで試してみましたが、台風のときはYS11の羽の下にいるようなキィ〜ンと言う轟音で、安心しておれず・・・命がけでプロペラを止めにいかなければならず、バッテリーはボコボコと音を立てるし(^^;

バッテリー1個で白黒TVが30分写る程度・・中古のバッテリーにしたのもバッテリーはだいたい3年くらいしか寿命がないので、役に立つか判らない物にお金をかけるのも馬鹿らしいので・・結局バッテリーの寿命や買い替え費用などを考えると電気を引いたほうが安くつくと言う結論でした(><)



2009年1月13日

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